「賃貸不動産経営管理士」、国家資格化へ【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

「賃貸不動産経営管理士」、国家資格化へ

「賃貸不動産経営管理士」とは、賃貸不動産の管理業務に関する幅広い知識を持っていると業界3団体(日本賃貸住宅管理協会・全国宅地建物取引業協会連合会・全日本不動産協会)が認定し、主に賃貸アパートやマンションなどの賃貸住宅管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家のこと。

人口減少や賃貸住宅の供給過剰で空き家が増えるいう、賃貸オーナーにとって受難の時代。
そうした賃貸住宅を取り巻く事業環境を踏まえて、業界団体も専門資格を立ち上げてオーナー支援に力を入れようという動きがあるようです。

賃貸不動産経営管理士の業務は、オーナーとの管理委託契約の締結から始まり、入居者の募集や建物の維持管理、不具合の対応、原状回復工事など賃貸の仲介後のアフターサービスが中心。
オーナーの賃貸経営支援業務が大きな割合を占めます
そのため、賃貸経営に関する幅広い知識が求められます。

宅地建物取引士が媒介・仲介・交換など、いわゆるブローカー業務をメインとする職種であるのに対し、不動産経営管理士は成約以降の管理業務がメイン
自らの資産を自らで管理運営できる資格であるとして、関心を持つオーナーが増えているようです。

賃貸管理業者を頼って運営するのも一つですが、オーナー自らも賃貸経営を勉強することが欠かせない時代になってきているのではないでしょうか。
国家資格化の可能性を持つ「賃貸不動産経営管理士」を取得し、今後のオーナー業に役立ててみるのも、面白いかもしれません