中古マンションの成約価格、24ヵ月上昇【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

中古マンションの成約価格、24ヵ月上昇

首都圏の中古マンションの成約価格が、前年同月比12%上昇して3000万円を超えました。
3000万円を超えるのは、比較可能な2009年1月以降で初めて。

「若年層も高齢者も利便性の高い東京23区に居住する志向が強く、新築より割安な中古に人気が集まっている」のが主な理由とのこと。

首都圏の成約価格の上昇は24ヵ月連続
神奈川県では横浜市内など23区に近いエリアで上昇が目立ち、10%上昇の2497万円。
埼玉県は9%上昇の1999万円、千葉県は20%上昇の1892万円。
いずれも上昇しており、都内へのアクセスの良さが人気の秘訣であることがうかがえます。


一方で、首都圏の新築分譲マンションの収益力は低迷している模様。
調査対象の2000年以降では、今年度は投資回収にもっとも時間がかかる結果となりました。

「賃料見合いだと、マンション価格はバブル期に匹敵するほど過熱している」とのこと。

首都圏の新築分譲マンション平均価格(70平方メートル換算)は6684万円と前年比より2.9%上昇。
平均賃料(70平方メートル換算)は月額22万4905円と前年比より2.5%上昇しましたが、価格上昇幅に追いついていないのが現状。
2012年と比べると、投資回収にかかる期間は5年ほど延びているという結果になっています。


新築・中古ともに価格上昇の傾向は、まだ続くのでしょうか。
いずれにせよ、高利便性を求めて『住まい』を探す人が多いことは確かです。
特にマンションに至っては、『駅近・目的地へのアクセスの良さ』が重要になってくるのではないでしょうか。

物件選びの参考にしていただけたら幸いです