ファミリー物件と育住近接【更新】 | 埼玉の不動産投資・収益物件・建物管理|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

ファミリー物件と育住近接

ファミリー物件と育住近接





「育住近接」という言葉を知っていますか?
「育住近接」とは、保育園や学童保育等をマンションや団地内に設置した住まいや、小学校、習い事、学童などと住まいとが近接することを理想とする志向のことです。
ファミリー世帯においては、この「育住近接」をポイントに物件を選ぶ人が増えているようです。



「育住近接」

リクルート住まいカンパニーの2016年の調査では、賃貸物件を選ぶ際に「教育環境」を重視する人の割合が過去最高に達するという結果に。
ファミリー世帯においては、これまで賃貸物件を選ぶ際に重視されてきた「駅からの距離」よりも、保育施設との距離を重視する考え方が浸透し始めているようです。
共働き世帯が増加し、限られた時間で子どもを預けてから出勤する人々からすれば、遠くの保育園施設に子どもを送ってから仕事に向かうより、家の近くで預けられた方が時間の短縮にもなるというのが大きな理由です。


ファミリー物件で「勝てる」立地とは

戸建、マンション、アパートのどれでも、ファミリーを想定した物件の場合、保育園(幼稚園)と小学校までの距離は賃貸を決める判断に大きい影響を与えるのは事実。
ファミリー物件は入居期間が長いからこそ、教育を重視する保護者は小学校に進学した際の事まで考慮して物件を選びます
その際、重要になってくるのは距離だけではありません。
歩道がちゃんとあるか、踏切や交差点などの危険度はどうか、人通りや住宅が多いかどうかなど、経路の安全性も重要な要素になるのです。
他にも、近くに公園があるか、歩ける距離にスーパーなどの商業施設があるかなど、子育て世代ならではの重要視するポイントがあります。


今後の不動産投資のポイント

首都圏では保育園の不足が叫ばれていますが、地方は人口減少の一途を辿っています。
空室対策のひとつとして「育住近接」志向の入居者を対象にした物件選びは有効です。
しかし、人口動態、保育園の競争率や小学校の統廃合にかかわる情報を慎重に収集したうえで、しっかり検討する必要がありそうです。


私の住んでいる市内では、児童数が増えすぎて教室が足りなくなっているという小学校もあります。
その一方で、児童数の減少により廃校・統合される小学校もあります。
どちらの地域も住宅街のなかにある小学校ですが、やはり新興住宅地の学区内にあるかどうかの差が大きいように感じます。

ぜひ今後の物件選びの参考にしていただければと思います。




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