【都市ガスVSプロパンガス】不動産投資における選択のポイント【2021-06-24更新】|埼玉 不動産投資|株式会社エストハウジング

不動産投資コラム

【都市ガスVSプロパンガス】不動産投資における選択のポイント

2021-06-24








投資用物件の選定や不動産経営をするにあたり、
「都市ガス」「プロパンガス」のどちらが良いのか悩むことも多いかと思います。
「都市ガス」「プロパンガス」それぞれにメリット・デメリットがあり、且つ「オーナー側」「入居者側」それぞれの視点の違いがあるので、どちらが良いということは言い切ることはとても難しいところです。

今回は「都市ガス」と「プロパンガス」のそれぞれの特徴について見ていきたいと思います。





■■ 都市ガス ■■


都市ガスとは、道路の下に埋め込まれたガス管を通して供給されるガスのことです。
原料は、メタン(燃える気体)を主成分とする天然ガスや、海外から輸入している液化天然ガス(LNG)によって大半が構成されており、運搬することが不可能なためガス管を通して供給されています。
その名の通り都市部にしか導管が通っていないため、『都市部でしか使えないガス』とも言えます。




【都市ガスのメリット】

都市ガスのメリットは、何といってもその『料金の安さ』にあります。
「都市ガスの物件にしか住まない!」という入居者様もいるほどです。
また、地中の導管を通してガスを届けるため、プロパンガスと違い、利用するための特別なスペースを用意する必要がありません。



【都市ガスのデメリット】

都市ガスのデメリットのひとつに、初期費用が高いというところがあります。
また、諸費用やメンテナンス費用が全て自分持ちというところもデメリットとして挙げられるのではないでしょうか。
プロパンガスであればガス会社が負担してくれるような修理も、都市ガスの場合はオーナー自らが修理費を捻出しなければなりません。
また、災害時等にガス管が破裂した場合、復旧に時間がかかります。
都市ガスではエリアごとにガス管を検査して復旧させる必要があるため、点検や工事にどうしても時間が必要になってしまうのです。





■■ プロパンガス ■■


プロパンガスとは液化石油ガスのことで、LPガスとも呼ばれています。
ガスの充填されたボンベを各家庭に配送し、各家庭ごとの配管を通じて供給されます。
ガスボンベを設置する場所さえあれば、全国どこでも利用が可能です。




【プロパンガスのメリット】

不動産投資用物件においてプロパンガスを選ぶ最大のメリットは、各種サービスが受けられることです。
プロパンガス会社は都市ガス会社の約100倍近くあるため、各会社が競合し様々なサービスで差別化を行っています。
そのため、給湯器の無償提供をしてくれたり、追い焚き機能の追加やインターホンの設置サービスなど、特典を付けてくれるガス会社が多いのです。
メンテナンス付きのプランを提供しているのも、プロパンガスならではの魅力です。
プロパンガスは各家庭に設置されたガスボンベさえあれば使用できるため、大掛かりな工事を必要とせず、災害時の復旧が早いこともメリットとして挙げられます。
また、都市ガスに比べて火力が強いので、飲食店の誘致においては優位性があります。




【プロパンガスのデメリット】

プロパンガスのデメリットは、ガス代が割高になるところでしょう。
ガス会社によってガス代が異なりますが、給湯器の無償提供や修繕・交換費を毎月のガス代に上乗せすることもある他、ガスボンベの運搬にかかる費用や人件費も発生するため、基本的に都市ガスより高くなります。
そのため、オーナー側のコスト削減にはなっても、入居者側の負担が増えるので注意が必要です。
プロパンガス物件だからという理由で空室が続くデメリットも懸念されます。
また、敷地内にガスボンベを設置するスペースが必ず必要になります。
敷地内に十分なスペースが確保できない場合には、どんなにお願いしてもプロパンガス会社は契約してくれません。




いかがでしたでしょうか。
プロパンガスはオーナー側にメリットがある反面、ガス代の高さなど、入居者側にデメリットが生じます。
支払う料金も月額で約1.2~2倍程度の違いが生じるケースも多く、入居者側からは都市ガスの方が人気な傾向にあります。
毎月必ず発生するガス料金は、入居者側にとっては家賃と同じく意思決定に大きく関係するものであるため、一般的に都市ガスよりも料金が高いと言われるプロパンガス物件は、入居者目線ではマイナスの要素と言えます。
そのため、如何にそこのマイナス部分を埋められるようなサービを入居者側に付けられるかが、大きなポイントになってくるのではないでしょうか。

「メンテナンス費用の面ではプロパンガスが有利」「客付けの面からは都市ガスが有利」といった現状を、物件の立地や環境に合わせて上手く利用していくことが、今後の不動産経営を有利に進めていくうえで重要なのではないでしょうか。


 
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ページ作成日2021-06-24